抑圧された感情2

ネガティブな感情

怒りや悲しみ、恐れなどの感情は身近な相手ほど隠されて見えなくなっているかもしれない。特に親に対してのネガティブな感情は抑圧され、全く気づかず大人になってしまう。そしてその本人も親となり同じ問題を子供に継いでしまうかもしれない。

また、上手に抑圧された感情を解放できていないと逆に子供に対しても似たようなネガティブな感情をいつの間にか作っているような気がする。

自分は親だから、というフィルターを通して見てしまうといろんな場面で軋轢を生んでしまう。そして感情を押し殺す。なかったようにしてしまう。あるいは、間違った形で不満をぶつけてしまうかもしれない。

子供との関係を修復

例えば反抗期の子供の言動にどんなふうに向き合えばいいでしょうか?

口答えやあからさまな不貞腐れた態度。これに反応してしまうともうだめですよね。結果は悲惨なものに。僕も子供とぶつかって自己嫌悪に陥ることが度々ありました。良好な関係を取り戻すのに時間がかかってしまって、その間の悶々とした気持ちが落ち着かない。

信頼残高

僕が子供といい関係を取り戻せた考え方の一つに信頼残高を増やすというのがあります。これは『7つの習慣』の第4の習慣で述べられている部分ですが、人間関係全般に言えることで、もちろん親子関係にもあてはめることができました。

「7つの習慣」では、信頼残高を増やすための方法として、6つの方法を紹介しています。

1つ目は「相手を理解すること」。これは最も重要な預け入れの1つで、すべての預け入れの基礎になります。相手を理解してからでなければ、その人にとって何が預け入れになるかわからないからです。

2つ目は「小さなことを大切にすること」です。

小さな心遣いや礼儀、親切はとても大切なことです。逆に、小さな無礼や不親切、無神経は、信頼口座からの大きな引き出しになりますから注意しましょう。
人間関係において、小さなことは大きなことなのです。

3つ目は「約束を守ること」です。

当たり前のことですが、約束を守るのと守らないのでは、信頼残高に与える影響が大違いです。

その約束が守られなかったとき、相手との信頼関係のレベルは、以前よりも低いものになってしまいます。大きな預け入れをしようと思って約束したにもかかわらず、結果が伴わないばかりに関係にヒビが入ってしまうとしたら、これほど不幸なことはありません。

4つ目は「期待を明確にすること」です。

お互いに期待していることがハッキリわからないまま仕事を進めてしまうのは、よくあることです。そして結果として、「やっぱりダメだ」と評価されてしまうことも少なくありません。

仕事はもちろんのこと、人間関係におけるほとんどの問題は、役割と目標を取り巻く曖昧な期待、期待するイメージのスレに原因があります。誰が、いつ、どこで、どんな仕事を、どのように、どこまで、誰とやるのか、といった期待像が不明なばかりに、後で誤解を生むことになってしまうのです。

5つ目は「誠実さを示すこと」です。

誠実という意味を表す英単語は数多くありますが、ここで注目したいのが「Integrity」という表現です。これは「整数」という意味の「Integral」と同語源の言葉で、言動に一貫性がある、裏表がなく誠実であるという意味です。

最後の6つ目は「信頼残高を引き出してしまったときは、誠意をもって謝ること」です。

自分の過ちに気づいたとき、直ちに心から謝ることは、人格のパワーを必要とする行為です。

判断を誤ったための間違いや、単なる勘違いについては、すぐに謝りさえすれば、大概の人は許してくれるものです。しかし、心のあり方から犯した間違いは簡単に許してはくれません。特に、不正な動機による過ちは信頼関係をゼロにしてしまいます。http://www.franklinplanner.co.jpより

どこにフォーカスするか

何か物事を見るとき、どうしても価値観が合わない面、よくないところに目が行きがちです。完全な円よりも、歪な円の方に注目してしまうように。

子供に対しても同じで、長所にはまったく目を向けず短所ばかり責めてしまいがちです。特に、自分が持っている短所、嫌なところを子供の中に見てしまうとなおさらです。子供の短所が自分の短所であると気づかぬままに。

人は自分を映す鏡。特に子供は確実に自分を映し出してしまいます。見たくないほどに。

ですから、長所をなるべく見るような練習が必要です。長所にフォーカスし、言葉と表情で伝えることができると信頼残高も増えていくと思います。難しいですけど。がんばります。

それからもうひとつ。僕はどちらかというと我慢してしまうほうなのですが、どんな感情を我慢しているのかを探すことが落ち着きを取り戻してくれます。自分に正直に、常識にとらわれず子供に対しての嫌悪感、怒り、を感じてみることが心の平静を取り戻すことに役立っているかもしれません。

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